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2009年 08月 20日 ( 1 )

こんにちは。スタッフヨネダです040.gif
先日、8/16~8/17に社員旅行で島根県、鳥取県の旅に行ってきました。

16日AM2:00出発。途中、大阪府吹田市の高速道路で岡本太郎さんの『太陽の塔』の横を通り、ハンドルを握りながら横目でチラチラ拝みつつ、旅の安全をお祈りしました。

AM9:00頃無事に島根県に到着。

出雲大社の遷宮前の特別拝観で間近で神社を見ることができました。60年もの間、風雨から神社を守ってきた桧皮葺きの屋根(ヒノキの樹皮を何百層も重ねたもの)からは生命力すら感じられるほどの迫力が感じられました。(残念ながら写真撮影はNGでした・・・)

大社の前に菊竹清訓さん設計の『出雲大社庁の舎 1963年』があり、実は僕はこれがいちばん楽しみでした003.gif

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この生命力!!氏が設計される建物は近代建築の主流のシンプル・抽象的な建物とは違う路線です。僕はどちらも好きなのですが、それにしてもこの建物・・・惚れ惚れします012.gif。。。

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中に入ると光が降り注ぎ、まさに神様の敷地に建つケンチクでした。


続きまして、境内のお隣にある『島根県立古代出雲歴史博物館 槇文彦 2007年』へ。

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この建物へのアプローチは110mあって、実は古代の出雲大社の階段と同じ長さです。他にも、このアプローチ沿いにたつ桂の木の葉っぱはハート型で、これは出雲大社の縁結びの神様にちなんでの植栽らしいです。コンセプトや伝説をケンチクに表現していて建物に楽しさを味付けしていました。
赤い鉄材はコールテン鋼といって、ワザと鉄を錆びさせてその錆を被覆とし、鉄を守るという素材です。
コールテン鋼・ガラス・鉄・植栽の緑の組合せがとてもキレイでした。さっき見た出雲大社庁の舎と対極的なケンチクでした。

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↑デザインされた古代の詩を刻んだアプローチにたつ社長です。何かを考え中でしょうか・・・??

実は、旅の下調べでここの近くに『大社文化プレイス 伊東豊雄 1999年竣工』があるとリサーチしていたので、こっそり抜け出し(スミマセン)走ること10分!!巡礼すること10分!!汗をぬぐいつつ何事もなかったかのように合流(スミマセン)というハードスケジュールを決行してきました。

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↑別名でんでん虫と呼ばれています。
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↑中には気持ちのいい図書館があって、光の筒が建物を貫きます。
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↑光の筒の中は、実は屋外読書スペースになっています。
気持ちいい空間でした。

それにしてもこんなにもスゴイ建築が密集しているなんて、スゴスギル、島根県・・・。


出雲大社を後にしPM4:00頃、足立美術館に到着。

庭園が有名で、米国の日本庭園専門雑誌「Sukiya Living(数寄屋リビング)」で2003年~2008年まで6年連続1位になった程の美しさです。

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↑景色を開口で切り取り、一枚の日本画のように見える仕掛け。(日本画にこの様なアマチュアカメラマンは描写されませんが・・・。)

その後鳥取県のホテルに到着。海が見える露天風呂とおいしい夕飯で至福のヒトトキを感じさせていただきました・・・・。

17日 AM5:30 この旅館街に昨日巡礼した菊竹氏の代表作、ホテル東光園があるとの事前情報をもとに町を散策。。。

ありました!!!こちらも建物に命が宿ってそうなオーラがありました。。
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この建物は出雲大社庁の舎と共にDOCOMOMOに登録されている建物です。
(※ドコモモとは近代建築史上重要な建築の保存活動や再評価を行う団体で、現在日本では135の建築が登録されています。ちなみに以前ブログでご紹介した『日向別邸』『東京カテドラル大聖堂』 『中銀カプセルタワー』もこの中に選ばれています。)
余談ですが、僕は現在、このドコモモに登録されている建築物のうち30件くらい巡礼しているのですが、この巡礼する感覚は登山好きだった父が登山雑誌に登った山をチェックしていたのと同じような喜びがあるように思います。。。001.gif

その後、鳥取県にある水木しげるの町へ行ってきました。町の通りが水木しげるロードという名前で、100を超える妖怪のブロンズ像があちこちに置かれていて、とても楽しい通りでした。なかでも水木しげる記念館は水木先生の生き様や、漫画の生原稿が展示してあったりして、とても刺激的で感動しました。
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通りの終点には『境港駅 高松伸 1995年竣工』がありました!!!
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10年以上前の竣工にしてすごく未来チックな建物!!!今にも動き出しそうです。。本当にいろんなケンチクがあるんですねぇ・・・・。

色んな建築に出会えて、とっても幸せな旅でした。社長、ありがとうございました!!

-追記- 魯山人の言葉で僕も心に響いた言葉がありました。



     仰いでは宇宙に字を書け 

     伏しては砂上に字を習え

     毛筆を持って紙上に習うのみが

     習書の修行ではない


哲学的にも心を打たれた濃厚な旅でした。。。
by bd-home | 2009-08-20 10:55 | mocco's simple life | Comments(2)