大阪へ行ってきました。
2008年 11月 11日
親戚に赤ちゃんが誕生したので、家族で大阪に行ってきました。
そして、お決まりの建築巡礼に・・・
以前住んでいたアパートの近くにありながら、巡礼していなかった集合住宅『ドムス香里』に行ってきました。
設計者の石井修さんの建築観は、自然を住環境に取り込み、人が生涯を終える場所にふさわしい棲家をつくることだったそうです。
今、エコという言葉が社会に浸透していますが、石井さんは、社会がそういう流れになるずっと前から自然を愛でる家をつくってこられました。このドムス香里はそんな設計者のコンセプトが凝縮された集合住宅です。
↑建物裏手ですちょっと普通っぽい建築ですが・・・
↓おもて通りに行くと・・・・
緑に囲まれて、周囲の町並みとは違う国みたいです紅葉がまた美しいです。。。日本の四季ってホントに癒されますねぇ・・・。。。
↑各住居はタテナガ(通称 ウナギの寝床)タイプですがスキップフロア5層の最下階真ん中が中庭になっていて、通りから見ると、そのまま緑が建築を貫いています
石井さんは去年お亡くなりになりましたが、新緑を見ずに死ねないと、最期の時を病院ではなく緑に囲まれた自邸(こちらもすごい!)で迎えられました。
緑に限らず、人それぞれ癒されるものは違うとおもいますが、そんな好きなものに囲まれて暮らしていくって事はすごく幸せな事なんでしょうねぇ・・・