少年の夏
2013年 08月 06日
スタッフ海保です。
毎日暑い日が続いていますが、夏をお楽しみでいらっしゃいますでしょうか?
夏というと・・・真っ先に手に取るのがこの絵本です。
はた こうしろう 「なつのいちにち」
小学生低学年の男の子が、ひとりでクワガタを捕りにいくお話です。
シンプルなストーリーですが・・・
絵からつたわってくる夏の空気感に圧倒されます。
照りつける日差し
輪郭の濃い影
入道雲の下
草のにおい
クワガタムシ
はたさんの色使いはどの本を見ても見事ですが・・・
この本は構図がすばらしいです。
ダイナミックで臨場感があります。
少年の冒険が・・・子供のころに置き忘れてきた感覚を呼び覚ましてくれます。
そして・・・うちの少年たち・・・
昨日、Bdの事務所まで自転車でやってきました。
二見のおばあちゃんちまで二人でサイクリング。
その途中で休憩しに来ました。
私が描いた地図を見ながら・・・
20kmのみちのり
道草をしながら たどりついたそうです。
事務所にやってきた時も嬉しそうで・・・
距離の長さを考える 疲労感より
それを超える ワクワク感が
彼らから感じられました。
それって、何をするにおいても大切なフィーリングですよね。
後から、叔父と叔母に無謀な事をさせて・・・と、お咎めをくらいましたが
少年には冒険をしてほしいと想うのでした。