陶器のおふろ
2011年 05月 11日
先日素敵なお風呂の制作秘話を読みました。
素敵でしょう?
こちらは信楽焼でできた浴槽なのだとか。
こういった形のFRPや人造大理石でできた浴槽は
見かけることもありますが、焼物の浴槽というのは初めてでした。
このお風呂にはいくつか制約があります。
硬いものをぶつけてはいけないのは勿論のこと
硬いタワシで掃除をしてはいけないだとか。
仕様後に残った水滴は拭き取るだとか。
今の便利な既製のユニットバスでの生活に比べると
なかなか不便は多そうです。
でも、試行錯誤を繰り返しながら
何人もの職人さんが約2か月ものあいだ
ひとつひとつ丹念に手作りしたお風呂です。
きっと古くなればなるほど味わいもでてくるのでしょう。
生き物を育てている感覚みたいに思えれば
そのくらいの手間はなんでもないかもしれません。
BdHOMEも、ハウスメーカーさんに比べると随分と
手づくりに近い家づくりをしています。
お施主様に後々かわいがって家を育ててもらえるように
私もその手づくりをしている人間の一人として
丁寧な仕事を心掛けなくてはいけない―――と改めて思いました。